
クロリンデ Clorinde

基本プロフィール
(鴨胸肉のオレンジソースソテー)
ステータス

天賦
通常攻撃・影追いの誓い
剣による最大5段の連続攻撃を行う。
重撃一定のスタミナを消費し、銃による扇状の制圧射撃を行う。
落下攻撃空中から落下し地面に衝撃を与える。経路上の敵を攻撃し、落下時に範囲ダメージを与える。
- 1段ダメージ106.9%
- 2段ダメージ102.1%
- 3段ダメージ67.6% + 67.6%
- 4段ダメージ45.7% + 45.7% + 45.7%
- 5段ダメージ177.9%
- 重撃ダメージ253.3%
- 重撃スタミナ消費20.0
- 落下期間のダメージ126.4%
- 低空/高空落下攻撃ダメージ253% / 316%
元素スキル:夜狩の巡回
装填を完了させ、剣と銃を組み合わせて戦う「夜巡り」状態に入る。この状態のクロリンデの通常攻撃は銃射撃「駆猟」となり、与えるダメージが元素付与によって他の元素に変化しない雷元素ダメージへと変わる。ただし、重撃はできなくなる。また、「夜巡り」状態で元素スキルボタンを押すと、「穿夜」を行うようになり、突進攻撃を仕掛けて雷元素ダメージを与える。これらの方法によるダメージは通常攻撃ダメージと見なされる。
駆猟- 命の契約がHP上限の100%以上の場合、銃射撃を行う。
- 命の契約がHP上限の100%未満の場合、銃を撃つ時、クロリンデのHP上限を基に自身に一定の命の契約を付与する。さらに、貫通弾を発射して経路上の敵により高いダメージを与える。
発動時のクロリンデの命の契約のパーセンテージを基に、穿夜の効果が決まる。
- 命の契約が0%の場合、突進剣撃を行う。
- 命の契約がHP上限の100%未満の場合、クロリンデのHPを彼女自身の命の契約の数値を基に回復する。さらに、穿夜の攻撃範囲と与えるダメージをアップする。
- 命の契約がHP上限の100%以上の場合、穿夜・契約を行い、クロリンデのHPをより多く回復する。さらに、攻撃範囲と与えるダメージもより大きくなる。
また、クロリンデが夜巡り状態にある時、穿夜以外の治療効果は無効になり、代わりに自身に回復量の一定割合の命の契約を付与する。
「夜巡り」状態はクロリンデが退場すると解除される。
クロリンデの駆猟が命中した時、命中した位置に迸発の刃を召喚し、ウーシアを帯びた雷元素ダメージを与える。一定時間ごとに発動可能。
- 駆猟ダメージ52.9% / 76.7%
- 駆猟が付与する命の契約HP上限35.0%
- 穿夜のダメージ65.2% / 86.9% / 49.6% × 3
- 穿夜の回復量(命の契約)0% / 104.0% / 110.0%
- 命の契約の変換回復量80%
- 迸発の刃のダメージ77.8%
- 夜巡り状態の継続時間10.0秒
- クールタイム16.0秒
元素爆発:消えゆく残光
HP上限を基に自身に命の契約を付与する。その後、剣と銃を駆使して素早く攻撃を仕掛け、雷元素範囲ダメージを与える。
- スキルダメージ228.4% × 5
- 付与する命の契約HP上限120.0%
- クールタイム15.0秒
- 元素エネルギー60
固有天賦
夜を裂く紫焔 (突破段階「1」で解放)
付近にいるチーム内キャラクターが敵に雷元素関連反応を起こした後、クロリンデの攻撃力の20%を基に、クロリンデの消えゆく残光および通常攻撃による雷元素ダメージをアップする。この効果の継続時間は15秒、最大3層まで重ね掛け可能。継続時間は層ごとに独立してカウントされる。
この方法でアップできるクロリンデの上記の攻撃によるダメージは最大1800まで。
契約の報償 (突破段階「4」で解放)
クロリンデの命の契約がHP上限の100%以上の場合、命の契約の数値が増減する時、クロリンデの会心率+10%。この効果の継続時間は15秒、最大2層まで重ね掛け可能。継続時間は層ごとに独立してカウントされる。
また、夜狩の巡回の夜巡り状態も強化され、継続時間中、回復量の命の契約への変換率が100%になる。
夜巡りの収穫
ミニマップで周囲のフォンテーヌ地域の特産の位置を表示する。
命ノ星座
第1重「ここより、 燭影の帷を通る」
夜狩の巡回の夜巡り状態継続期間中、クロリンデの通常攻撃による雷元素ダメージが敵に命中した時、敵の近くに夜巡りの影を召喚して連携攻撃を2回行い、それぞれクロリンデの攻撃力30%に相当する雷元素ダメージを与える。
この効果は1.2秒毎に1回のみ発動でき、この方法によるダメージは通常攻撃ダメージと見なされる。
第2重「ここより、 永夜の危険に迫る」
固有天賦「夜を裂く紫焔」の効果が以下のように強化される。
付近にいるチーム内キャラクターが敵に雷元素関連反応を起こした後、クロリンデの攻撃力の30%を基に、クロリンデの消えゆく残光および通常攻撃による雷元素ダメージをアップする。継続時間は15秒、最大3層まで重ね掛け可能。また、継続時間は層ごとに独立してカウントされる。3層の時、クロリンデの中断耐性がアップする。この方法でアップできるクロリンデの上記の攻撃ダメージは最大2700まで。
固有天賦「夜を裂く紫焔」を解放する必要がある。
第3重「白昼の誓いを忘れるな」
夜狩の巡回のスキルLv.+3。
最大Lv.15まで。
第4重「涙と命、仁愛を心に刻め」
消えゆく残光が敵にダメージを与える時、クロリンデの命の契約パーセンテージを基に以下の通りダメージがアップする。
命の契約1%につき、消えゆく残光のダメージ+2%。この方法でアップできる消えゆく残光ダメージは最大200%まで。
第5重「やがて夜明けは訪れる」
消えゆく残光のスキルLv.+3。
最大Lv.15まで。
第6重「故に── 希望を捨ててはならない」
夜狩の巡回発動後の12秒間、クロリンデの会心率+10%、会心ダメージ+70%。
また、夜巡り状態継続期間中、特定の状況で「明燭の影」が現れて追撃を行い、クロリンデの攻撃力200%分の雷元素ダメージを与える。この方法によるダメージは通常攻撃ダメージと見なされる。
明燭の影は以下の状況で現れる。
- クロリンデが攻撃に当たる直前。
- クロリンデが穿夜・契約を繰り出した時。
この2つの方法による明燭の影の召喚は、1秒毎に1回のみ可能。夜巡り状態継続期間中は、明燭の影を最大6回召喚できる。
また、夜巡り状態継続期間中、クロリンデの受けるダメージ-80%、中断耐性がアップする。この効果は夜巡り状態終了時、あるいは明燭の影を6回召喚した1秒後に解除される。
育成素材

・砕屑
・欠片
・塊









おすすめ武器
【会心ダメージ武器】

赦罪
クロリンデのモチーフ武器であり、最適解となる一本です。高い基礎ステータスに加え、命の契約が増加するたびに強力なダメージバフを獲得できます。クロリンデは自身の「夜巡り」状態での攻撃や回復、元素爆発などで容易に条件を満たせるため、最大の3層バフを常に維持しながら圧倒的な火力を叩き出すことが可能です。

霧切の廻光
赦罪と同等の基礎ステータスを持ち、汎用性の高い全元素ダメージバフを獲得できる優秀な代用武器です。バフ量では赦罪に一歩譲りますが、武器効果の発動条件が緩く扱いやすいのが魅力です。クロリンデで最大効果を発揮させたい場合は、戦闘開始時にまず元素爆発を撃つコンボを意識しましょう。

有楽御簾切
基礎攻撃力が低めな代わりに、非常に高い会心ダメージと通常攻撃ダメージバフを持つ武器です。通常攻撃を主体とするクロリンデの戦闘スタイルと噛み合います。武器効果を最大化するためには、鍾離や雲菫などの岩元素キャラクターを編成に組み込むのがおすすめです。

萃光の裁葉
こちらも高い会心ダメージを持ち、元素熟知を参照して通常攻撃と元素スキルのダメージがアップします。クロリンデを草元素と組み合わせた激化編成で運用する場合に、とくに強力な選択肢となります。
【会心率武器】

波乱月白経津
武器効果による通常攻撃バフがクロリンデの立ち回りと非常に相性が良く、火力面ではモチーフ武器の赦罪に肉薄するほど強力です。ただし、クロリンデは自身の突破ステータスや固有天賦で会心率を大きく盛れるキャラクターのため、ステータス画面で会心率が100%を上限超過しないよう聖遺物での調整に注意が必要です。

磐岩結緑
無条件でHPと攻撃力を底上げできる使いやすい武器ですが、サブステータスで会心率が44.1%も上がるため、クロリンデの固有天賦と合わせると高確率で会心率が溢れてしまいます。聖遺物でのステータス調整が極めて難しくなるため、採用の際は注意してください。

黒剣
星4武器の中では通常攻撃バフが優秀な紀行武器です。会心発生時にHP回復効果もあります。こちらも磐岩結緑ほどではありませんが、会心率の溢れには気を配る必要があります。
【攻撃力武器】

厄水の災い
シールドキャラクターとの編成が必須になりますが、条件を満たせば黒剣と同等以上の火力を出せる強力なイベント配布武器です。黒剣よりも基礎攻撃力が高く、会心率の上昇量が控えめなため、クロリンデの固有天賦と合わせても会心率が溢れにくく、聖遺物厳選がしやすいという大きなメリットがあります。

匣中龍吟
通称「田中剣」。雷元素または炎元素が付着した敵に対して大量のダメージバフを獲得できます。高い火力を誇りますが、雷元素を付着できないスライムなどの一部の敵には効果を発揮できないという欠点があります。

海淵のフィナーレ
フォンテーヌで作成可能な無課金おすすめの鍛造武器です。クロリンデ自身で命の契約を付与できるため、武器効果の最大量を容易に発揮でき、完凸時には大幅な攻撃力アップが見込めます。攻撃力過剰になりやすいため、ベネットのような攻撃力バッファーよりも、フリーナや万葉のようなダメージバフを付与できるサポーターと組み合わせるのが強力です。
【熟知武器】

鉄蜂の刺し
クロリンデを激化反応などの草元素関連パーティで運用する場合の選択肢です。アルハイゼンのような熟知参照の天賦を持たないため本人火力は少し落ちますが、完凸で安定したダメージバフを獲得でき、集団戦でも扱いやすい鍛造武器です。

東花坊時雨
鉄蜂の刺しと同じステータスを持つイベント配布武器です。こちらは単体の敵に対して高いバフ効果を発揮するため、ボス戦などでピンポイントに起用したい場合におすすめです。
【その他】

天空の刃
元素爆発後の攻撃速度アップ効果を利用し、クロリンデの「駆猟」の手数を増やす運用に向いています。物理追加ダメージを発生させるなど、少し変則的なビルドを楽しみたい場合向けの選択肢です。

おすすめ聖遺物
【おすすめメインステータス】
- 時計(時の砂):攻撃力%(※激化・超開花編成でサブステータスが優秀な場合は元素熟知も選択肢)
- 杯(空の杯):雷元素ダメージ
- 冠(理の冠):会心ダメージ または 会心率
【サブステータス優先度】
会心ダメージ ≧ 会心率 > 攻撃力% > 元素熟知 = 元素チャージ効率 > その他
【ステータスの目安・育成ポイント】
クロリンデは自身の突破ステータスと固有天賦により会心率を自前で高く盛れるキャラクターです。そのため、冠は「会心ダメージ」を選択し、サブステータスでも会心ダメージを優先して伸ばしつつ、会心率が100%を溢れないように調整するのが基本となります。
杯に関しては、クロリンデは自身でダメージバフを稼ぐ手段を持たないため(4凸効果を除く)、原則として「雷元素ダメージ」一択です。ただし、フリーナなど外部から大量のダメージバフを付与できるサポーターと編成する場合は「攻撃力%」が上回るケースもあるため、手持ちの聖遺物のサブステータスと相談して決めましょう。
攻撃力は味方のバフ込みで3000を超えるようであれば、過剰になりやすいため、代わりに会心系を伸ばした方が総合火力が上がります。また、元素チャージ効率は無理のない範囲で120%程度確保しておくと、元素爆発のローテーションが安定します。
【おすすめ聖遺物セット】

諧律奇想の断章 4セット
クロリンデの最適かつ理想の聖遺物セットです。 クロリンデに不足しがちなダメージバフを4セット効果で最大54%も獲得できます。「夜巡り」状態での駆猟(銃撃)と穿夜(突進)を繰り返すだけで命の契約が常に増減するため、クロリンデであれば簡単に最大バフを維持し続けることが可能です。スキル終了後に味方のスキルを回す基本のパーティーローテーションを組むのであれば、迷わずこちらを装備させましょう。

雷のような怒り 4セット
スキルの取り回しを改善し、利便性を極限まで高める快適重視のセットです。
クロリンデの「夜巡り」状態(継続7.5秒)に対して、スキルCTが16秒と長めな弱点を、元素反応によるCT短縮でカバーします。スキルで攻撃し続けると効果終了時にCTが残り2秒程になるため、ここに元素爆発を挟むことでシームレスに次のスキル発動へ繋ぐことが可能です。
行秋やフリーナなど、サポート効果が長時間継続するキャラクターをフル活用したい場合や、キャラチェンジができないマルチプレイで非常に輝きます。ただし、クロリンデ自身が元素反応を起こさないとCT短縮が発動しない点には注意して編成を組みましょう。

来歆の余響 4セット
通常攻撃のダメージ基礎値を直接強化するセットです。
クロリンデはスキル中の攻撃がすべて通常攻撃扱いとなり、特に突進攻撃は3ヒット同時攻撃となるため、余響の強化バフを消費しやすく相性は良好です。武器や編成によってダメージバフが十分に足りている環境であれば、最適である断章4セットに迫る火力を叩き出せます。
ただし、バフの発動が確率依存のため火力が安定しない点や、クロリンデの強力な元素爆発には効果が乗らない点には留意が必要です。

剣闘士のフィナーレ 4セット
厳選の繋ぎとして非常に優秀でコスパの良いセットです。
クロリンデの主力である銃撃と突進に、細かな条件なしで無条件バフが乗ります。ボスドロップ等で自然と良質なステータスのものが集まっていることが多く、すぐに実戦投入できるのが最大のメリットです。
最終的な火力面では断章4セットの下位互換となり、元素爆発にも効果が乗らないため、あくまで断章セットの厳選が終わるまでの強力な代用品として活用しましょう。

相性・おすすめ編成
【他キャラクターとの基本的な相性】
クロリンデはオーソドックスな攻撃力参照の時限アタッカーであり、よほど合わない構成でない限り、基本的にどのサポーターとも好相性です。
スキル後の「駆猟(銃撃)」は通常攻撃扱いとなるため、通常攻撃に連動して追撃を行うサブアタッカーと無理なく組むことができます。(※「穿夜(突進)」は通常攻撃の「モーション」に連動するタイプの追撃をトリガーしない点のみ注意しましょう)
また、クロリンデ自身の回復メカニズム(穿夜・契約)は「受ける治療効果バフ」で回復量が大幅に跳ね上がります。これを活かし、フリーナや七七、あるいは聖遺物「愛される少女」を持たせたキャラクターと編成するのも非常に強力です。
【編成のポイント】
固有天賦「夜を裂く紫焔」によるダメージアップ効果を発動させるため、必ず「雷元素関連反応」を起こせる編成を意識してください。超激化、超開花、過負荷、感電など、様々な反応軸で柔軟に立ち回れるのがクロリンデの強みです。
【おすすめ編成例1:超激化パーティー】








【おすすめ編成例2:激化・超開花ハイブリッドパーティー】











【おすすめ編成例3:シュヴルーズ炎雷(過負荷)パーティー】













【おすすめ編成例4:感電(月感電)パーティー】













【おすすめ編成例5:ハイパーキャリー編成】














【独自編成ピックアップ:ガトリンデ】













別枠のロマンとして、重雲やカーヴェ、キィニチなどの両手剣キャラを採用し、武器「松韻の響く頃」による速度バフを乗せるという通な選択肢も存在します。


人物評
「…一言アドバイスさせてもらうよ。君が悪事を働いたという動かぬ証拠がある。反論の余地はないだろう。名声を守りたければ、まず罪を償って、それから善行を重ねることだ…決闘で乗り切ろうなどと小賢しいマネはよせ。なにせ相手はあのクロリンデだ!ルキナの泉に誓って言うが…彼女と決闘すれば、罪を認める気力さえ残らないぞ!」
【原神】最強の決闘代理人クロリンデを使いこなす:驚くほど奥が深い「5つの核心的真実」
フォンテーヌ廷の「正義」を守る無敗の決闘代理人、クロリンデ。彼女を引いたものの、「命の契約」という難解なリソース管理に翻弄され、その真価を引き出せていない旅人は少なくない。彼女は決して単なる「ボタン連打」で解決するキャラクターではない。その優雅な剣戟と鋭い銃声の裏には、緻密に計算されたセオリークラフトの結晶が隠されている。
本稿では、シニア・ゲーミング・ジャーナリストの視点から、彼女を真の「無敗」へと導くためのメタ分析に基づいた5つの核心的真実を解き明かしていく。
1. 黄金の「3+1」リズムと、勝敗を分ける「天賦レベル7」の境界線
クロリンデの立ち回りを最適化する上で、直感に反する「3+1」のリズム習得は避けて通れない。これは単なる操作の癖ではなく、命の契約のメカニクスに完全に最適化された力学的必然である。
- 「3+1」ループの力学: 元素スキル「夜狩の巡回」中の基本コンボは、「通常攻撃(駆猟)3回→元素スキル(穿夜)1回」のループだ。命の契約が100%未満の時は銃撃が強化され契約を蓄積し、100%を超えるとスキルによる突進が「穿夜・契約」へと昇華される。通常3回で契約は100%を超えるため、このリズムを守ることで最大火力の3ヒット突進を最速で回転させることが可能になる。
- 「長押し」による最速のICD消化: 操作のコツとして、通常攻撃ボタンは連打せず、「長押し」を推奨する。長押しによって最速の射撃が実行されるため、プレイヤーはHPバーの右半分(命の契約100%の境界)が埋まるのを目視することに集中し、埋まった瞬間にスキルボタンを叩き込めばいい。
- 元素爆発「レベル7」のメタ的必然: 最も見落とされがちなのが、元素爆発「消えゆく残光」の天賦レベルである。天賦レベル7以上に到達することで、爆発によって獲得できる命の契約が100%を超える。これにより「爆発→即スキル発動→即強化突進」という初動コンボが可能となり、後述する固有天賦の会心バフを立ち上がりから最大化できるのだ。
2. 「攻撃力3000」のパラドックス:基礎ダメージ加算の罠
理論値の追求において、クロリンデは「攻撃力を盛れば良い」という単純な常識を否定する。
- 基礎ダメージ加算のロジック: 固有天賦「夜を裂く紫焔」によるダメージ上昇は、申鶴や雲菫と同系統の「基礎ダメージ加算」方式である。この効果は多段ヒットする「穿夜・契約(3ヒット)」や、爆発(5ヒット)のすべてに乗るため、手数の多い彼女にとって極めて強力だ。
- 3000という天井: しかし、この加算効果は攻撃力3000で頭打ちになる。ベネットなどのバッファーを安易に採用すると、この上限を容易に突き抜け、攻撃力バフの恩恵が急激に鈍化するのだ。3000を超えた先では、攻撃力よりも「会心ダメージ」や「ダメージバフ(断章4セット、フリーナ、シュヴルーズ等)」を積むほうが、期待値の伸び率は圧倒的に高くなる。ステータスの「飽和」を意識したバランス調整こそが、セオリークラフターの腕の見せ所と言える。
3. 自己完結した耐久力と、激化における「レベル90」の必然性
クロリンデの自己完結性は、パーティ構築のパラダイムシフトを要求する。
- ヒーラー不要のロジック: 「夜巡り」状態の彼女は他者からの回復を拒絶し、すべてを命の契約へと変換する。これは自身の突進でHPを10%〜20%回復し続ける「自給自足」のシステムがあるからこそ成立する。
- シールドキャラの最適解: 自前の回復を持つ一方で、無凸の彼女は中断耐性が皆無だ。そのため、過負荷編成ならトーマ、激化や感電なら中断耐性と耐性ダウン、さらには追撃を兼ね備えた北斗や、不動の鍾離が優先される。
- 「レベル90」は推奨ではなく前提: 雷元素アタッカーである以上、激化反応の恩恵は極めて大きい。激化はキャラクターレベルに依存する固定値反応であるため、理論上の最大火力を引き出すには、彼女をレベル90に到達させることは「推奨」ではなく「必須の到達点」である。
4. 厳選の贅沢な悩み:会心率44.2%の衝撃とビルドの多様性
彼女のビルドは、聖遺物厳選における一般的な苦行を過去のものにする。
- 最初から備わった「完成度」: 突破ボーナス(19.2%)と固有天賦(20%)、そして初期値(5%)により、彼女は無条件で44.2%の会心率を確保している。
- 溢れる「率」への警告: 「波乱月白経津」や「磐岩結緑」といった会心率武器を装備する場合、会心率が容易に100%を超過(オーバーフロー)してしまう。ソースからの確かな提言として、「聖遺物厳選では会心率を捨て、会心ダメージを極限まで優先すべき」という贅沢な厳選方針を徹底せよ。
- 「雷のような怒り」という変則ビルド: 最適解は「断章4セット」だが、スキルのクールタイムが気になる上級者には「雷のような怒り4セット」という選択肢もある。スキルのCTを短縮し、継戦時間を疑似的に延長させるこのビルドは、ローテーションの自由度を高めるもう一つの最適解となり得る。
5. 戦闘を超えた利便性:アクティブ・ロジスティクスとしての評価
クロリンデの価値は、ダメージ計算機の中だけで完結するものではない。
- 移動スキルの新解釈: 元素スキル中の突進は、夜蘭の自動移動とは対照的な、「プレイヤーの連続入力を要求するアクティブ・ロジスティクス」である。スタミナを消費せずに高速で大地を駆けるその様は、まさに影の狩人そのものだ。
- フォンテーヌ探索のスペシャリスト: 固有天賦によるフォンテーヌ特産品の表示能力は、この高速移動と組み合わさることで、素材収集の効率を極限まで引き上げる。単なる戦闘用アタッカーとしてではなく、日々のゲームプレイに深く根ざした「利便性の塊」としての側面を過小評価してはならない。
結論:正義の剣を振るう準備はいいか?
クロリンデは、緻密なリソース管理とプレイヤーの技量がダイレクトに結果へと繋がる、極めて「使い込むほどに味が出る」設計のキャラクターである。
かつて彼女の師ペトロニラは、角砂糖(平和な暮らし)とスプーン(戦い)の比喩を説いた。あなたのパーティにおいて、彼女が振るうその剣は、単なる数値としての破壊を求めるスプーンに終わるのか、それとも確固たる勝利という「角砂糖」を掴み取るための洗練された手段となるのか。
セオリーを理解し、リズムを刻め。あなたのパーティで、彼女はどんな「正義」を証明するだろうか。スプーンに囚われ、その先にある甘い果実を見失わないよう願っている。






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