魈(ショウ)ビルド&育成解説
風元素の圧倒的な単体火力を誇るアタッカー
本記事では、風元素のメインアタッカー「魈(ショウ)」のステータス、各種天賦、命ノ星座、育成素材から、おすすめの武器、聖遺物、パーティ編成にいたるまで、その魅力を最大限に引き出すビルド構成を網羅して解説します。

基本ステータス
Lv.90 (突破最終)
Lv.95 (想定値)
Lv.100 (想定値)
※Lv.95およびLv.100は現在のゲーム内仕様の上限を超えた想定の数値、または限界突破後の最終ステータス値を基に補完しています。
戦闘天賦
通常攻撃・微塵突進(Lv.10)
- 1段ダメージ49.1% + 49.1%
- 2段ダメージ101.6%
- 3段ダメージ122.3%
- 4段ダメージ67.2% + 67.2%
- 5段ダメージ127.6%
- 6段ダメージ171.0%
- 重撃ダメージ216%
- 重撃スタミナ消費25
- 落下期間のダメージ162%
- 低空/高空落下攻撃323% / 404%
風輪両立(Lv.10)
- スキルダメージ455%
- クールタイム10秒
疾風のごとき突進で風元素ダメージを与えるスキル。空中でも発動可能です。
靖妖儺舞(Lv.10)
- 通常/重撃/落下ダメージ上昇+95.2%
- HP減少毎秒現在HPの2.0%
- 継続時間15秒
- クールタイム18秒
- 元素エネルギー70
発動中は攻撃性能が大幅に向上し、攻撃が風元素に変化しますが、持続的な自傷が発生します。

固有天賦
降魔・平妖大聖
靖妖儺舞状態の時、魈の与える全ダメージ+5%。また、スキル継続中、3秒毎に与える全ダメージが更に+5%。最大25%まで。
壊劫・国土砕き
風輪両立発動後の7秒間、風輪両立によるダメージ+15%。継続時間7秒、最大3重まで。重複して発動すると継続時間がリセットされる。
神通・空中自在法
チーム内の自身のキャラクター全員が登りに消費するスタミナ-20%。同じ効果を持つ固有天賦との重ね掛け不可。

命ノ星座
第1重壊劫・三界破壊
風輪両立の使用可能回数+1。
第2重空劫・虚空開敷の変
フィールド上にいない時、魈自身の元素チャージ効率+25%。
第3重降魔・憤怒の相
風輪両立のスキルLv.+3。最大Lv.15まで。
第4重神通・諸苦滅尽
魈のHPが50%未満の時、防御力+100%。
第5重成劫・無明増長
靖妖儺舞のスキルLv.+3。最大Lv.15まで。
第6重降魔・護法夜叉
靖妖儺舞状態の時、落下攻撃が2体以上の敵に命中すると、風輪両立の使用回数+1。その後の1秒間以内は、クールタイム関係なく風輪両立を発動できる。

必要な育成素材

清心

自由のターコイズ・砕屑

自由のターコイズ・欠片

自由のターコイズ・塊

自由 of ターコイズ
スライムの液体
スライムの分泌物
スライムのピュレ

未熟の玉石
大英雄の経験
モラ

「繁栄」の教え

「繁栄」の導き

「繁栄」の哲学

武煉の魂・孤影

知恵の冠

おすすめ武器・ビルド解説
魈は拡散反応ではなく、自分自身の圧倒的な単体火力で戦うメインアタッカーです。そのため、ステータスは「攻撃力」や「会心率・会心ダメージ」を最優先で稼げる武器がおすすめとなります。
ただし、長柄武器は星4の火力系武器に乏しい傾向があるため、星5武器を装備させる価値が非常に高いキャラクターです。もし強力な火力武器がない場合は、強力な元素爆発を滞りなく回すために「元素チャージ効率」が伸びる武器を選びましょう。

おすすめ火力武器
★5 / 祈願和璞鳶(わはくえん)
武器効果
敵に攻撃が命中した時、攻撃力アップ(最大7重)。7重まで一気に溜まると与えるダメージがさらにアップ。
魈のモチーフ武器であり、もっとも相性の良い最適武器です。高い基礎攻撃力、サブステータスの会心率、ヒット毎の攻撃力バフ、フルスタック時の与ダメバフと、すべてが高水準でバランスよく噛み合っています。戦場で殴り続けるだけで最大火力を維持できる点が強力です。
唯一、最大火力が出るまでに少し立ち上がりが遅い点には注意が必要です。出の早い通常攻撃を連打して素早くスタックを稼いでから、本命の落下攻撃ループに繋げるとスムーズに最大火力を叩き出せる点。なお、通常攻撃の1段目と4段目は2ヒットしますが、クールタイムの関係上、攻撃力アップ効果は1段につき1回しか発動しない点は覚えておきましょう。
元素爆発中の火力は、後述する「護摩の杖」のHP50%以上時と50%未満時の中間ほどのダメージとなります。性能差はほとんどないため、聖遺物の会心率と会心ダメージのバランスを見て、相性の良い方を装備させるのがベストです。
★5 / 限定祈願護摩の杖(ごまのつえ)
武器効果
HP上限がアップ。キャラクターのHP上限をもとに攻撃力がアップし、さらにHPが50%未満の時に攻撃力バフが追加。
HP上限が上昇し、その数値をベースに攻撃力が大きく伸びる強力な武器です。HP50%以下でさらに攻撃力バフを得られる仕様ですが、魈は元素爆発中にHPが自傷によって減少していくため、この条件を自力で満たしやすいのがメリットです。ただし、魈自身は自己回復の手段を持っていないため、シールドなどがないと事故死が起きやすくなる点には注意しましょう。
また、魈自身がHPの数値を強化する天賦などを持っていないため、聖遺物のメインステータスでHPを無理に盛る必要はありません。時計などは通常通り「攻撃力」を上げた方が全体の火力が綺麗に伸びます。
★5 / 限定祈願破天の槍(はてんのやり)
武器効果
シールド強化。攻撃が命中した時に攻撃力がアップ(最大5重)。シールド状態の時はこの攻撃力アップ効果が2倍になる。
圧倒的な攻撃力上昇とシールド強化を両立できる武器です。攻撃命中をトリガーとしてバフが発動し、シールド状態であればその効果が2倍になります。
魈はメインアタッカーとして場に出続けるため、中断耐性や自傷対策として鍾離などのシールドキャラと同時に編成されることが非常に多いキャラクターです。そのため武器効果を常に最大で活かしやすく、星4武器を大きく上回るパワーを発揮できます。武器だけで攻撃力が過多になりやすいため、聖遺物の冠や杯には「元素ダメージバフ」や「会心系」を優先してバランスを取りましょう。
おすすめ元素チャージ武器
強力な星5火力武器を用意できない場合や、チーム編成の関係で魈の元素チャージがどうしても間に合わないときの強力な候補となります。他キャラクターのスキルで十分に元素粒子を供給・補助できる場合は、火力武器への入れ替えを検討してください。

★4 / 祈願西風長槍(せいふうちょうそう)
武器効果
攻撃で会心が発生した時、高確率で無色元素粒子が一定量発生。
元素チャージ特化武器でありながら、星4の長柄武器の中では最高の基礎攻撃力を持っています。バーストの回転率と取り回しの良さを最優先するならこの武器が一番の選択肢です。
会心時に無色粒子を生成できる効果が極めて優秀。魈は仕様上、元素爆発の継続時間中は自身の元素スキルを撃っても元素粒子を生成できなくなる弱点がありますが、この武器の効果による粒子生成は機能するため相性が抜群です。
チーム全体のチャージを同時にサポートできる点は、他の火力武器や聖遺物の時計をチャージ効率にするだけでは得られない大きなメリットです。魈自身が持つ基礎ステータスや天賦のダメージ倍率がそもそも優秀なため、この武器でも十分に実戦級の火力を確保できます。
★5 / 祈願天空の脊(てんくうのせき)
武器効果
会心率と通常攻撃速度がアップ。通常攻撃および重撃が命中した時に、狭範囲にさらに追加ダメージを与える。
和璞鳶と同じ最高クラスの基礎攻撃力を持ちつつ、チャージ効率を盛れる星5武器です。ただし、サブステータスや武器効果の一部(通常攻撃速度バフや真空波)が、メイン火力となる「落下攻撃ループ」とあまり噛み合わないという惜しい点があります。
そのため、同じ星5であれば「チャージ時計を装備させた和璞鳶」や、星4でも「死闘の槍(無凸)」の方が全体の火力が上回ることがあります。
とはいえ、高い基礎攻撃力のおかげで他の星4チャージ武器よりは純粋な攻撃力が大きく伸びるため、「通常攻撃の速度アップを絡めてスタイリッシュに戦いたい」「星5の火力槍を持っておらず、余っている」というシチュエーションであれば、十分に採用する価値があります。
★5 / 限定祈願草薙の稲光(くさなぎのいなびかり)
武器効果
元素チャージ効率が100%を超えた分を基準に、攻撃力がアップ。元素爆発を発動した後の数秒間、さらに元素チャージ効率が上昇。
元素チャージ効率の数値を参照して、自身の攻撃力を大きく引き上げる特殊なバフを持った武器です。
装備させるだけで最低でも15%の攻撃バフが保証されます。純粋な火力特化武器ほどダメージ上限は伸びませんが、魈が自力で元素爆発をループさせるために聖遺物のサブステータスなどで元素チャージ効率を高めに確保しているビルドであれば、無駄なく攻撃力に変換できるため、非常に相性の良い選択肢となります。

おすすめ聖遺物・ビルド解説
魈は極めてオーソドックスなアタッカー性能を持っているため、聖遺物のステータスは主に「攻撃力」「ダメージバフ」「会心率・会心ダメージ」を重視して構成するのが基本方針となります。
主力となる元素爆発を発動すると自身に大量のダメージバフが付与される仕様上、爆発中に限れば「風元素ダメージ杯」と「攻撃力杯」とで最終的な火力に大きな大差は生まれません。
ベネットなどのサポーターでチーム全体の攻撃力を大量に底上げできる場合は風元素ダメージ杯が圧倒的に有利になりますが、優秀なサブ効果が付いた攻撃力杯を無駄なく流用しやすいのは魈の大きなメリットと言えます。
また、キャラクター自身の突破ステータスやモチーフ武器の「和璞鳶」で会心率を稼ぎやすく、さらに「ファントムハンター」4セットの選択肢が増えたことで、理の冠のメイン効果を「攻撃力%」にするビルドも実用圏内に入りました。プレイスタイルや凸状況、手持ちの聖遺物のサブ効果の偏りに合わせて柔軟に調整しましょう。
おすすめのメイン効果・サブ効果
| 生の花 | HP (固定値) |
| 死の羽 | 攻撃力 (固定値) |
| 時の砂 | 攻撃力% / 元素チャージ効率 |
| 空の杯 | 風元素ダメージ / 攻撃力% |
| 理の冠 | 会心ダメージ / 会心率 / 攻撃力% |
| おすすめサブ効果 | 会心系 > 元素チャージ効率 > 攻撃力% > その他 |

辰砂往生録
4セット攻撃力+18% / 元素爆発を発動すると攻撃力+8%、さらにHPが減少するごとに0.8秒ごとに攻撃力+10%、最大4重まで。継続時間16秒。退場または元素爆発再発動でリセット。
魈のために用意された、いわいわゆるモチーフ聖遺物です。セット効果だけで攻撃力を大量に盛ることができるため、この聖遺物を採用する場合の空の杯は「風元素ダメージバフ」を強く推奨します。
魈は元素爆発中に毎秒HPが減少していく特性があるため、爆発開始から約5秒後には最大スタックである4重のバフ効果を確実に受け取ることが可能です。なお、HPが1の状態でそれ以上減少しない状況であっても、爆発さえ続いていればバフの効果は維持されます。
メインステータス1個分に匹敵する莫大な攻撃力バフが得られるため、時の砂(時計)を「元素チャージ効率」にして爆発の回転率を上げても火力が落ちにくい点が非常に優秀です。どうしても爆発がスムーズに回らない場合はチャージ時計を検討しましょう。
注意点として、ベネットなどの攻撃力バッファーと組ませるとバフが過剰になり、恩恵が薄れてしまう点、および元素爆発を撃っていない通常時の火力が下がってしまう点が挙げられます。サポーターのバフが攻撃力に偏っている場合、後述するキメラ2セット運用との差は10%~5%程度に縮まります。また、平常時の元素スキルの火力が10%~15%ほど低くなるため、フィールドでのミリ残りの敵へのトドメや露払いが少しやりにくくなる点には留意してください。

翠緑の影 + 剣闘士など
2セットずつ風元素ダメージ+15% & 攻撃力+18%
非常に高い汎用性を持つ、いわゆる2セットずつのキメラ装備(組み合わせ)です。攻撃力+18%枠は「しめ縄」「辰砂」「余響」などでも代用でき、風元素ダメージ+15%枠も「砂上」などと入れ替え可能です。
ダメージの傾向としては、通常時なら「攻撃2+攻撃2 > 風2+攻撃2 > 風2+風2」、スキル火力なら「風2+風2 > 風2+攻撃2 > 攻撃2+攻撃2」となりますが、メイン火力である元素爆発中に関してはどれを選んでもほぼ横並びの性能となります。
総合的な火力差はほとんどないため、手持ちの中で会心率や会心ダメージなどのサブ効果が少しでも優秀な聖遺物を組み合わせるのが一番強力です。
辰砂4セットと比較すると元素爆発中の最大ダメージは一歩劣るものの、聖遺物の厳選度合い次第で簡単にひっくり返せる範囲内です。むしろフィールド上での扱いやすさや、爆発を撃たない状態での瞬間的なスキル火力ではこちらが上回ります。
なお、杯の選択は「攻撃2+攻撃2」の時は風元素ダメージ杯を、「風2+風2」の時は攻撃力杯を優先し、「風2+攻撃2」の構成であればどちらを選んでもダメージにほぼ差はありません。

砂上の楼閣の史話
4セット風元素ダメージ+15% / 重撃が敵に命中すると、通常攻撃の攻撃速度+10%、通常攻撃・重撃・落下攻撃のダメージ+40%。継続時間15秒。
落下攻撃を繰り出す前に「重撃を1発命中させる」という手順を挟むことで、主力である落下攻撃のダメージに40%もの強力なバフをかけることができる聖遺物です。
辰砂4セットと比較した場合、元素爆発を使用していない平常時のスキル火力ではこちらが上回り、元素爆発中の最大火力ではわずかに劣る形になります。このセットではダメージバフが大量に稼げるため、杯のメインステータスは攻撃力でも風元素ダメージでも大きな差は出ません。
攻撃力自体は外部のサポーターからバフを補う手段が豊富にあるため、編成次第では非常に高いダメージを叩き出せる優秀な聖遺物となります。ただし、落下攻撃ループに入る前に毎回重撃を挟まなければならないという操作の手間が発生する点や、この聖遺物が手に入る秘境の相方(楽園の絶花)の汎用性が低く、厳選の効率があまり良くない点がネックとなります。

ファントムハンター
4セット通常攻撃と重撃ダメージ+15% / HP増減時、会心率+12%、最大3層まで重複。継続時間5秒。
自身のHP増減をトリガーに、最大で「会心率+36%」という破格の会心バフを得られる点が最大の魅力です。魈は元素爆発中に自傷による継続的なHP減少が発生するため、特別なサポーターを頼らなくても単体で即座に最大スタックまで発動させることができます。
ステータスのスコア換算をすると、2セット効果の通常・重撃バフが落下攻撃に乗らないというデメリットを無視してでも、会心率36%(スコア72相当)だけで「辰砂4セット(スコア66相当)」に負けず劣らずの強さを発揮します。ただし、以下の点に注意が必要です。
①先述の通り、2セット効果の恩恵をメインの落下攻撃では活かせません。そのため、火力を出す際は「落下攻撃 → 通常攻撃1段 → 重撃 → 落下攻撃…」と繋げるコンボ(通称JETコンボ)を意識的に取り入れることで、2セット効果を無駄なく活かす立ち回りが推奨されます。
②元素爆発を発動しない限りは自力でHPを増減させられないため、爆発発動前の元素スキルや、爆発直後の最初の1~2発の攻撃には会心バフが乗り切らず、最大火力に達するまでの立ち上がりがやや遅くなります(フリーナと編成を組むことでこの弱点は綺麗に改善されます)。
③魈はキャラクター自身の突破ステータスが会心率であり、最適武器である「和璞鳶」も会心率武器であるため、この聖遺物を合わせると会心率が100%を簡単に溢れて過剰になりやすいという問題があります。この聖遺物を使う場合は、武器を「護摩の杖」などの会心ダメージ武器に変えるなどの調整を行いましょう。
いくつかの制約はありますが、他では盛りにくい莫大な会心バフを確保できるため、しっかりとスタックを維持できれば元素爆発中のダメージは辰砂4セットよりも5%前後伸びます。立ち上がりの遅さを含めると総合的な総ダメージ量は辰砂と大きく変わりませんが、同じ秘境で手に入る「黄金の劇団」がフリーナや完凸ファルザンといった相性の良いサブアタッカーの最適聖遺物であるため、まとめて厳選を行えるという非常に高い秘境周回効率のメリットがあります。

長き夜の誓い
4セット落下攻撃ダメージ+25% / 落下攻撃・重撃・元素スキルが命中した後、落下攻撃ダメージ+15%を最大5層まで獲得。継続時間6秒、各層の継続時間は独立。
最大までスタックを重ねることで、落下攻撃のダメージバフを「最大100%」まで引き上げることができる、落下攻撃特化型の聖遺物です。
魈はもともと自身の元素爆発で大量のダメージバフを持っていますが、落下攻撃を強力にサポートしてくれる「閑雲」と組み合わせて運用する場合、過剰になったダメージバフも無駄になることなく非常に高いシナジーを発揮します。
スタックの獲得に関しても、魈は元素爆発の直前に元素スキルを2回連続で使用できる点や、重撃のモーションが非常にコンパクトで出が早いという強みがあるため、攻撃の始動時に一瞬で最大スタックである5層まで到達させやすいのが大きな利点です。
ただし、これまでに挙げた他の聖遺物とは異なり、バフの対象が完全に「落下攻撃」に特化しています。元素スキル自体のダメージは一切強化されないため、命ノ星座を完凸(6凸)させて「元素爆発中に元素スキルを何回も連打する」という特殊な立ち回り・運用を行う場合は、この聖遺物ではなく辰砂4セットやキメラ構成を選択しましょう。

おすすめパーティ編成・解説
魈は基本的に、自身への「元素チャージ補助」と「シールド(または回復による耐久ケア)」が十分に足りていれば、残りのパーティ枠を比較的自由に組めるキャラクターです。
もし魈自身の元素エネルギーが足りない場合は、サポーターに「西風シリーズ」や「祭礼シリーズ」の武器を持たせることで劇的に解決することもあります。
また、ジャンプや空中ダッシュによる回避能力が高い魈にとって、本当に重要なものはシールドの耐久値そのものよりも、攻撃が中断されなくなる「中断耐性」です。操作に慣れてくれば、シールド役を抜いて中断耐性持ちのキャラを入れたり、あるいは防御役を一切抜いた完全攻撃特化編成にしたりする立ち回りも強力な選択肢となります。
ここで紹介する編成以外でも魈は十分に実戦で活躍できますが、強力なサポーターを添えることでその分だけ火力が大きく跳ね上がります。環境や手持ちのキャラクターに合わせて最適な布陣を組みましょう。
【閑雲メイン・落下攻撃特化編成】

魈
メインアタッカー

閑雲
ヒーラー / バッファー


ファルザン
専属バッファー

フリーナ
サブアタッカー解説
閑雲がもたらす強力な固定値の落下攻撃ダメージアップバフは、魈自身やフリーナが配る「ダメージバフ%」とは乗算(掛け算)の関係になるため、落下攻撃のダメージが飛躍的に伸びる最高峰の火力編成です。風元素キャラクターを3人(魈・閑雲・ファルザン)編成するため、お互いに無色の粒子を生成し合ってチャージ効率を高められます。これにより、閑雲のチャージ要求値を気にすることなく、自身の攻撃力(バフ量に直結)に特化させられるのが強みです。
閑雲の元素爆発はベネットのように「特定のエリア内に縛られない」仕様のため、縦横無尽に動き回る完凸(6凸)状態の魈であってもバフや回復を十全に活用できます。
フリーナの元素スキルによる追撃は完全自動で独立行動してくれるほか、元素爆発による全ダメージバフもすべての攻撃に適用されるため、落下攻撃を連打する魈でも恩恵を100%受け取ることが可能です。閑雲はチーム全員のHPを同時に持続回復できるため、フリーナの自傷リスクを無理なくカバーしつつ、バフのテンションを最速で稼げます。
注意点・対策
閑雲の落下攻撃バフには「最大8回まで」という回数制限や、命中した敵の「単体のみに適用される(範囲攻撃時の他の敵には基礎ダメージのみ)」という制限が存在するため、どうしてもバフの乗らない攻撃や敵が出てきます。対集団戦であれば、あえてベネットを採用するのも強力な手段です。
また、魈はもともと自身の爆発で大量のダメージバフを持っているため、フリーナの配るダメージバフとは加算の関係になります。そのため、フリーナが無凸の状態だと、純粋な攻撃力バフを大量に盛ってくれるベネット編成と比較した際に、魈本人の一発のダメージ数値が下がりかねません。この問題はフリーナを2凸させてダメージバフの数値を極限まで引き上げたり、閑雲の攻撃力や魈自身の攻撃力ステータスを聖遺物でしっかりと確保したりすることで補うのがおすすめです。
なお、この編成はシールドキャラを採用しておらず、魈自前の中断耐性のみに頼ることになるため、立ち回りの安定感はベネット+鍾離の組み合わせに一歩劣ります。火力を極限まで追求する「閑雲+フリーナ」か、安定感を重視する編成にするかは、挑む秘境や敵の攻撃の激しさに合わせて判断してください。
入れ替え候補
・ヒーラー枠:ジン
風元素の粒子供給や、命ノ星座4凸による「風元素耐性-40%デバフ」が強力です。全体瞬間回復も持っているためフリーナのテンション稼ぎを両立できます。
・自由枠:鍾離
フリーナと入れ替えることで全体の瞬間火力は落ちるものの、鉄壁のシールドにより耐久面と中断耐性が大きく向上します。
・バッファー枠:ベネット
エリアの縛りは発生しますが、圧倒的な攻撃力バフは健在です。聖遺物「旧逆族のしつけ」4セットを持たせることで、間接的に閑雲の攻撃力バフを底上げすることもできます。
【ベネット&鍾離全力サポート編成】





魈
メインアタッカー


鍾離
シールド / デバッファー


ファルザン
専属バッファー


ベネット
ヒーラー / バッファー解説
とにかくすべてのバフを魈に集約し、全力でキャリーする王道のハイパーキャリー編成です。鍾離のシールドによる全元素・物理耐性-20%デバフを入れつつ、ファルザンによる風元素耐性デバフ・風元素ダメージバフ・会心ダメージアップ、さらにベネットによる莫大な攻撃力上昇バフを重ねがけします。
最大級のバフを受け取った魈が、鍾離の壊れないシールドによって敵の攻撃によるノックバックを一切気にすることなく、ひたすら安全に落下攻撃を連打し続けられるため、非常に高い操作の安定感とDPSを両立できます。
ただし、ファルザンの強力な追撃や会心ダメージバフ、および粒子生成量を考慮すると、この編成においてファルザンは「命ノ星座完凸(6凸)」が前提になりやすい点には注意してください。無凸〜低凸状態でチャージが足りず、ファルザンのスキルを何度もフィールドで撃ち直すような状況になると、かえってパーティ全体のローテーション(回転率)が崩れて総火力の低下に繋がることがあります。
幸い、鍾離・ファルザン・ベネットの3人とも「西風シリーズ」の武器を非常に持たせやすいサポーター性能をしているため、全員に西風を持たせることでチーム全体のチャージ要求面を大幅に緩和し、スムーズなループ運用を行うことが可能です。


【Xiao Geo・双風双岩(そうふうそうがん)編成】





魈
メインアタッカー


鍾離
シールド / デバッファー

ジン
ヒーラー / チャージ補助

アルベド
サブアタッカー解説
古くから根強い人気を誇る、風元素2人・岩元素2人で構成されたバランスの取れた編成です。「風元素共鳴」による移動速度上昇・スキルクールタイム短縮と、「岩元素共鳴」によるシールド時の与えるダメージ+15%・岩元素耐性デバフの恩恵を同時に受けることができます。
魈にとって必要なチャージ補助、回復、シールド、全元素デバフが非常に綺麗な形で揃っているのが特徴です。
特に構成メンバーの命ノ星座の突破(凸数)が進んでいる場合、ジンが2凸であれば通常攻撃速度バフ、4凸であればエリア内の敵に「風元素耐性-40%」の強力なデバフを付与できるようになり、さらにアルベドが4凸であればエリア内のキャラクターの「落下攻撃ダメージ+30%」という非常に手厚い固有バフを魈に渡せるようになります。もちろん、全員が無凸の状態であっても十分に実戦で通用するパワーを持っています。
立ち回りとして、鍾離とジンには「西風武器」を持たせる運用が一般的です。聖遺物「千岩牢固」4セットによる攻撃バフは、元素スキルの設置型追撃を持つアルベドの方が発動を安定させやすいですが、鍾離に持たせてもパーティ全体の総合火力を下げずに運用できます。
ジンの聖遺物ビルドは、ジン自身の爆発ダメージを伸ばす「翠緑の影+剣闘士のフィナーレ」、回復量を極限まで高めて安全圏を作る「愛される少女」「海染硨磲」、あるいは魈にさらなる攻撃バフを供給できる「旧貴族のしつけ」4セットが有力な候補となります。
入れ替え候補
この編成を崩す場合、基本的にはアルベドの枠が入れ替え候補となります。例えば、アルベドの枠を「雲菫」と入れ替えることで、通常攻撃のダメージを大きく引き上げる「通常特化型の魈」にシフトすることが可能です。また、龍殺しの英傑譚を持たせるなど装備による役割の自由度が高い「凝光」や、元素爆発で会心率バフを配れる「旅人(岩)」なども優秀な選択肢となります。さらに、ジンの枠を「閑雲」にアップグレードさせることで、双風双岩の形を維持したままさらに落下攻撃のダメージを大きく底上げすることも可能です。
【ナヒーダと組む業障破壊(ぎょうしょうはかい)編成】





魈
メインアタッカー

ナヒーダ
草付着 / デバッファー

雷電将軍
サブアタッカー / チャージ


ベネット
ヒーラー / バッファー解説
ナヒーダを元素反応の仲介役(橋渡し)として採用し、回復・チャージ補助・攻撃バフ、そして防御デバフを一堂に揃えた変則的なシナジー編成です。風アタッカーである魈にとって、異元素のキャラクターたちとここまで互いの強みを噛み合わせられる編成は珍しく、全員が無凸の状態から非常に強力なパフォーマンスを発揮します。
戦闘のローテーションは、まずナヒーダの元素スキルで敵全体にリンク(追撃)を仕込み、ベネットの元素爆発で床バフを展開すると同時に炎元素を着火。その後、魈が場に出て攻撃を開始し、炎元素を周囲に「拡散」させることで高頻度の炎付着を維持し、ナヒーダの草追撃をトリガーさせて「燃焼反応」を継続発生させます。
ここに雷電将軍の元素スキルによる雷追撃が混ざることで、裏で「激化反応」が誘発されます。激化の雷下地自体は燃焼の強烈な炎元素によって即座に消滅してしまいますが、ナヒーダが「命ノ星座2凸」していれば、激化反応が一瞬でも発生した時点で「敵の防御力-30%」という強力なデバフ条件を完全に満たすことが可能です。また、この激化・燃焼のサイクルが回っている間に、雷電将軍の諸願百目の輪の層が無凸状態でも一気に30〜40スタックほど溜まっていきます。
魈の爆発が終了した後は、ナヒーダと雷電将軍の激化ダメージで追撃しつつ、雷電将軍の元素爆発アタックによってチーム全員の元素エネルギーを強制的に即時チャージします。これにより、魈とベネットのチャージが瞬時に溜まるため、息切れすることなく完璧なループが完成します。ダッシュやジャンプでスタミナを激しく消費しやすい編成ですが、魈はジャンプによる位置調整や空中回避ができるため、スタミナ切れのデメリットを無視して立ち回れます。
ベネットの攻撃力バフ自体はローテーションの途中で切れてしまいますが、雷電将軍のおかげでパーティ全体のチャージが過剰なほど安定するため、魈の元素爆発を途中で自ら強制解除して次のサイクルへ回しても全く問題になりません。敵が複数いる集団戦ベースなら魈の出場時間を長めに、ボスなどの単体戦ベースであれば雷電将軍の爆発アタックの時間を多めに配分すると、最も効率よくダメージを出せます。
設定やストーリー上の背景的にも、魈が抱える「業障」を草元素(生命)と雷元素(知恵・浄化)の反応で克服していくようなシナジーを感じさせる非常にロマン溢れる編成です。








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