Photoshopを自由自在に使えるようになるためには「どのように操作するか」に加えて、そのノウハウを自身が「応用できるようになること」が大切だと思っています。
Photoshopを学習をしていく中で上達していく効果的な方法は「操作内容をアレンジする」ことが最短だと考えています。
一回目は基本通りの操作を覚えてから、二回目以降は写真を見て「どのツールを使ったら効率よく作成できるかな」「コピースタンプで背景となじませていたけど、ブラシツールを使ってなじませてみようかな」とツールの使い方は一つではないんですよね。
今回は自分がよくやるテクニックを紹介したいと思います。フリー素材から人物の写真を一枚用意します。
Photoshopで使うツール
▪スポット修復ブラシツール
クリックまたはドラッグした場所にある画像の汚れなどを削除します。
▪スポイトツール
画像内のクリックしたポイントを描画色(ビョウガショク)に設定します。
▪ブラシツール
画像を描画色(ビョウガショク)で塗りつぶします。マスクなどを描画する場合にも使用します。
スポット修復ブラシツール
スポット修復ブラシツールを選択して、おでこのニキビをクリックするだけで、ニキビが消え去ります。
この方法できれいに消せない場合は、「スタンプツール」などを使用して修正をしてください。選択範囲が大きすぎたり小さすぎとうまくいかないので、大きさを調整して消していきましょう。
ブラシツールとスポイトツール
ブラシツールでファンデーションを塗るようなイメージでブラッシングし、ついでに口紅も塗っていきます。
▪ポイント
画像はそのままで新規レイヤーを作って、そこでブラシツールで塗っていき、ブラシツールを使う場合は不透明度を15%~20%の間に設定しましょう。
トーンカーブ
最終調整でトーンカーブを使って全体的に明るくして完成です。